待ちに待ったSteam Deck日本発売。無事届いて1日ほど触ってみての感想を記録しておきます。
買った物
Steam Deck 256GBモデル
Steam Deck届いた pic.twitter.com/YNySFxUYXo
— NakMe (@NakMeKtt) December 17, 2022
Samsung(サムスン) microSD EVO Plus 512GB
Steam Deck用に購入 Samsung(サムスン) microSD EVO Plus 512GB [楽天] https://t.co/mG1q0qQuVo #RakutenIchiba pic.twitter.com/UG8Z0s2jD4
— NakMe (@NakMeKtt) December 18, 2022
ファーストインプレッション
対応しているSteamのゲームをプレイする体験は非常に良い
Steamのライブラリやストアにて対応状況が確認出来「確認済み」「プレイ可能」、「非対応」、「未確認」のステータスが表記されています。
- 「確認済み」はコンシューマー機でゲームをするように快適にプレイできる物
- 当然快適にプレイ可能です
- 「プレイ可能」は一部に難がありつつもプレイが出来る物
- 手持ちのゲームだとキーボードが自動で表示されず手動で表示しなければならない物が多い印象です
- 「非対応」ゲームの一部または全てが動作しないもの
- ライブラリ内ではFFIXが非対応でしたが一部のUIでタッチかマウスでの操作が必要なくらいで問題無くプレイ出来そうでした
- 「未確認」はまだValve社が確認しておらず上記3つのいずれかに分類される前の状態です
私はそれほど多くSteamでゲームを購入していない(26本)のでサンプル数は少ないため上記の印象に偏りがあるかもしれません。
Steamのゲームは全てMicroSDにインストールしています、初回起動時は初期処理もある為少し起動に多少時間が掛かりますが2回目以降は体感SSD搭載のPCと遜色ない起動速度だと感じました。パッドやキーボード入力も問題無くストレスを感じません。
ゲームのインストールは結構時間がかかり5〜8MB/sで推移、MicroSDのスペックはUHS-IU3なのでMicroSDだからと言うこともなさそう。(日本で出荷が開始されSteamのサーバーが混んでるという可能性もある)
エースコンバット7や、少し古いタイトルですがニーアオートマタも高画質で快適にプレイできました。
バッテリー持ちはやはり悪い
事前に聞いていたとおり最悪60〜90分と言うのは本当で、エースコンバット7を20分程度プレイして30%弱の減りでした。外出時に持ち歩いてどこでもというよりは家のソファでだらりとプレイしたり、帰省時にゲーミングノートPCの代わりに持って行くなど電源が確保できる環境が前提かなとは思いました。
あまり検証は出来ていませんがFPSを30に制限するだけでバッテリー持ちが改善しそうなので、古めだったりFPSを気にしないタイトルを移動中にプレイするなどはありかと思います。
Windows版FF14(Steam版ではないもの)
Windows版でプレイしているため、Steam版ではなく通常のWindows版をインストールしました。
インストールや初期設定で少し時間が掛かりましたが動いてしまえば日本語入力が出来ない以外は問題無くプレイ出来ています。 非Steamのゲームは本体SSDに保存されるため64GBモデルだとパッチが収まりきらないのでMicroSDにインストールするようなもう一手間が必要です。
(インストール周りについて需要がありそう&他の記事が上がらなそうならそのうち書こうかと思います)
日本語入力の問題や本体の重さも考えると何時間もSteam Deckを持ってやるなら普通にパソコンでやった方が良いかなぁという感じです。重さがある為コントローラーの操作が激しめのゲームだと持つ+操作で普通のコントローラーよりもどうしても疲れます。(コントローラーに対する慣れはあるかもなので要経過観察)
友好部族デイリーだけちょっとやろうとか。無人島や畑の世話だけしようというときにパソコンの前に座ってやるのがおっくうだな、というときにはかなり良いです。
元々Steam Deckが欲しかった理由はそういったちょっとだけやろうが主目的+帰省時にゲーミングノートPC代わりに持って行くだったので充分に目的は果たせました。
Steam Deck本体の設定からFPSを30に制限するとファンの音が聞こえない位になり、バッテリー持ちも良くなるので軽く遊ぶならFPSを30にするのがおすすめです。
画質
懸念していた部分ですが1280*800の解像度でも7インチということもあり充分にキレイだと思います。明るさも充分で最大輝度にするとはまぶしい位です。
普段が4KモニタなのもありFF14で取ったスクショは流石にすこし粗めな印象はありますが動いている分には充分キレイです。
スピーカー音質
凄く良いと言うことはないですがスピーカーからの音で充分遊べる位の音質です。
まとめ
- Steamのゲームをやるために欲しい人はおすすめ
- Steamのゲームはそんなにやらないけど非Steamのゲームも動くらしいから欲しい人はちょっと待った
- こっちの人は多分ONEXPLAYERとかのUMPCのが良さそう
79,800円(税込み、256GBモデル)という値段を考えると安易におすすめは出来ませんが、いままでゲーミングノートPC+コントローラーの持ち運びが必要だったのがこの1台で収まると考えると充分に価値はあると思います。
Steamのゲームだけであれば59,800円の64GBモデルと512GBのMicroSDで7万円弱がスタートラインなので少しは手が出し……やすくはないですがゲーミングPCよりはやすいですし、どこでもSteamのゲームが快適に遊べるという替えの効かない価値があるのでSteamでゲームをやる人にはおすすめです。