JavaScriptを有効にしてください

SteamDeck SSDアップグレード(256GB→1TB)

 ·  ☕ 4 分で読めます

    1ヶ月ほど前になりますが、結局SteamDeckのSSDをアップデートしたのでその体験談。
    交換作業についてはiFixitの動画を解説を参考にしているため実作業については詳しくはそちらを参考にして頂ければ。

    SSDを換装した理由

    SteamOSで日本語入力に難があるため、文字入力を伴うゲームがむずかしく回避できるWindowsを動かしたい。
    SteamOSはmicroSDで容量が簡単に拡張できるのですが、Windowsの場合そうもいかず、SteamOSで快適に動作するタイトルは今まで通りSteamOSで遊びたかったのでmicroSDはSteamOS専用として。Windows+Windows上でゲームをインストールする領域を確保するために換装しました。

    SSDの手配

    他のサイト等でも語られている通り、SteamDeckが採用するSSDは2230というサイズであまり一般的では無いものです。

    Amazonなどではバルク品が結構な値段で販売されています。メルカリやAliexpressで手が出しやすい値段で販売されているのでおすすめです。私の購入したタイミングだとメルカリで2万5千円程度、Aliexpressで2万円弱。執筆時点(2023/02/13)だとメルカリで2万円弱、Aliexpressで1万5千円程度でした。

    時間はかかるものの、メルカリで出品されているものもAliexpressで購入された物だろうと思い安く買えるAliexpressにて注文。

    注文したのが12月26日で到着が1月12日なので注文から届くまで2週間ちょっとかかりました。急ぐならメルカリなど国内で購入が良いかと思います。

    換装作業

    SSDが届てから、iFixitのSteamDeck分解動画tonchikirokuさんを参考に分解しSSDを交換.

    交換後はtonchikirokuさんを参考にSteamOSのインストールを行い。SteamOS上でパーティション分割を行ってWindowsのインストールと言う流れで行いました。

    パーティション分割やWindowsのインストールについてはふうせんの情報発信部屋さんを参考にしつつrEFIndは入れずに、マイナスボタンと電源でbootloaderを開いて起動するOSを選ぶようにしています。

    Windows update等を終わらせてからSteamをインストールして問題無くゲームが動作する事が確認できました。

    非Steamゲームでのコントローラーの注意点

    Windows版FF14など非Steamのタイトルを遊ぶときの注意点ですが、Steamに「非steamゲームの追加」を行いSteamのランチャーから起動しなければコントローラーが有効になりません。

    Steamから起動する事でSteamDeckのコントローラーの全ての機能が使えます。

    日本語入力とキーボード

    キーボードはSteamボタン+XでSteamのキーボードも表示出来ますが、このキーボードだと日本語切替ができないのでWindows自体のタッチキーボードを使用しています。(表示方法参考 Winn11labさん)
    そのため日本語入力したいゲームはフルスクリーンではなくウインドウモードで遊んでいます。この部分が解決方法をご存じでしたら是非Twitterにて教えて頂けると嬉しいです。

    さいごに

    256GBモデルを換装したので最初から64GBにしておけばよかったなーと反省。
    手順的にはむずかしくないので保証や修理を受け付けてくれなくなることが気にならないようであれば64GBを買って1TBに換装するのがおすすめですが、Windowsを入れる場合Windowsの値段(2万円くらい)も必要になるため最初からWindowsのゲーミングUMPCの方が良いのでは……と言う気はします。

    SteamOSしか使わないのであればSSD換装では無くmicroSDでも良いのでSSD換装は機械いじり趣味の側面が強いのかも。

    共有

    NakMe
    著者
    NakMe
    Mobile & Web Developer